レジェンド・オブ・マングリ返しっ!

レジェンド・オブんねぇー。
オブんねぇーよ。

えーっとね、いい大人にも関わらず処女の代表としましてね、
これだけはホント、声を大にしてね、世の男性たちに叫びをね上げていかないとってねって、
立ち上がりました。

ほんと今日は使命に燃えてます。
行くなら私を倒してから行けって、
あたしがみんなを守るって、
もうねオウムに向かうナウシカの顔ですよ。

なんなら虫笛とかね、鳴らしちゃうかんなー!

おめぇらの赤い目を、らんらんらららんらんらん・・とか口ずさみつつ(後ろで手を組んで左右に揺れながら)、落ち着かせちゃうかんなー!なー!



「今日の議題」

マングリ返しは危険なのでやめましょう。
やっている人がいたら注意してあげましょう。



あ、いまさ、マングリ返しってどんなのぉー?とかさ、
ニヤニヤしながら言ってる生徒、
新任だと思って舐めんな。

こんなんです。



これが、人間のすることか!と。
好きな女の子に対する態度かと。

もうね世界の男性30億人、みな正座ですよ。

こんなことがね、まかり通る世の中にNO!ですよ。


女性っつーのはね、もうね花よ蝶よって育てられるんですよ。
生まれたときからのプリンセスなんですよ。

ことさら男女の情事に関しては、キャベツ畑とかコウノトリとか言われて育つんですよ。

シーツの波で指を絡め合い、暗転、
チュンチュンチュン(雀)・・
「オハヨウ(はにかみ込み)」の世界で育つんですよ。


それを、アータ!
マングリ返される女性の気持ちに考えたことあるんですか!


やぁーね、分かる。
なんつーの、分かるよ。

ほらさ、秘蔵VTRっつーの?
世界の秘宝っつーの?奥義っつーの?

たしかに女性の人類500万年の歴史がね、マングレばね、男性の目の前に一堂に会すわけですよ。
パノラマビジョンですよ。
ちょっとしたWOWOWですよ。

それによって女性の羞恥を煽りましてね、
イヤー
イヤヨイヤヨもスキノウチー
みたいなね、セッションを奏でていくわけなんですけどね。

ここに大きな勘違いがね、あるんですよ、実は。


えーっと、恥ずかしながら、処女の私自ら、
ちょっとばかりマングッてみたんですよ。

あ、もちろん返してくれるような殿方はいないので、
自力でマングリ返ってみたんですけどね、

もうね、すぐに「撤収ー!」って指示出しましたから。

もうね、コッリーナあたりがすげー形相でレッドカード掲げてフィールド一直線に走ってきましたから。



あのね、この際ぶっちゃけマンの方はどうでもいい。
勝手にとくと、ご覧アレ。

問題はそっちじゃねー。


マングリ返えされた女性にとって、一番の有事は、
こう足をね、ぐーっとやられることによってね、
幾重にも折りたたまれて、よれて、ダンダンになっちゃった腹っ!

腹どうにかしてー!

腹、隠れてないよー!

引っ込みが全く付いてないからー!

収納上手とか、ほんと誰か助けてー!


そして、とどめは重力によって、まったくコトをなさなくなって、
白目剥いて流れ落ちてる、胸っー!




もうね、みじんもイイトコ無し。
絶対にセレブじゃない。
トレンディーでもない。

私のさー、セールスポイントがね、長所っつーのが、さっぱり出ないんですよ。

女としての特訓の成果っつーの?
さっぱり出せないまんまに1ラウンドKOなんですよ。
ある意味KO勝ちでもいいんですよ。


とにかくね、そんなわけでマングリ返しはね、
全国津々浦々の女性達を震撼させる禁断の秘技なんですよ。


小学生の避難訓練「おかし」(おさない・かけない・はしらない)を
「おかしま」(おさない・かけない・はしらない・まんぐりがえし)に変えてもいいくらい、もう絶対禁止。


これがね、処女の私からの21世紀への提言です。

とりあえず、オウムは触手とか、モザイクだから。
あれもね、駄目。