はじめてのTバック


先日、これはまさに星三つ!と思って買った下着が、
クールビズもここまで!っつーくらい布少なめ。

大幅カットもイイトコ。
手元が狂ったとしか思えないくらいの布地削減パンティーだった。

つーかTバックだった。


穿けっか、と。
こんなん穿けっか、と。

25年もね生きてくっと、そうそう騙されないわけ。
そんなうまい話があるわけない!をモットーにやってくるわけ。

そんな私がね、パンツを選ぶときの基準といえば、「安心と信頼」です。

そういった意味で、私が一番愛用してきたのが、木綿パンツです。

「おいおい地球入っちゃうよー」っつーくらいの包容力。
2日穿いてもへこたれない吸収力。
ALSOKよりもむしろ、この瞬間も守ってる。

そんな木綿パンツの守備力っつたら無いわけ。
ヘソ付近までを確実にケアしてくれてるわけ。


それが方や、Tの字バックの野郎。

ふざけてる。

パンツだって自覚が足りなすぎる。

木綿パンツが、もう封鎖するだけで一個の映画できちゃうくらいのベイブリッジだとすると、

T字、つり橋。
山小屋で殺人事件が起こるたびに何者かに切り落とされてる、あのつり橋。



でもさ、あたしももう25じゃん。

そろそろ中核を担ってくる頃じゃん。

その守備力もさることながら、
なんつーのハンドルテクニックっつーのかな、
あたしだったら、この暴れ馬(T字)を操ることもできないこともないんじゃないかな。


って、思って、


穿いてみた。



百聞は一見にしかず。

驚いた。


Tバック。

まーその名の通り、バックがTになってるわけだけど、
もーね、驚いたことにね、
Tになってんのは、バックだけじゃなかった。

今まで生きてきて、日本は私には狭すぎるって思ったことは無いけど、
Tバックはね、もうね、全然私には狭すぎる。
もう全然納まり切ってない。
思いがね、溢れきってる。


あたしのね、下半身でくすぶりながらも、一大チャンスを掴みたいと虎視眈々と狙ってるあいつも白旗。

いやー加藤さん、これはないっすよー。

ある意味貧しさすら感じる布の量ですよー。

具が確実にはみ出てますよー。



そろそろ飽きてきたので、締めさせてもらいます。


Tバックとかね、セクシーでも何でもなくて、布地業界の陰謀だと思う。

あたしの持ってる木綿パンツで、Tバック5個ぐらい作れるもん。

なのに!お値段そのまま!