下半身が32年フリーザなんですけど、「iroha」の全貌見てたらナメック星が爆発しそう。


まあ、覚えてる範囲で言えば、修学旅行かな。
私にとってのお泊り騒動って言ったら。

かれこれ1時間くらい森みたいなとこを歩かされて、
そこの地域で一番長いって言われる滑り台を滑ってみることになって。
それが小学生だった私からすると、もうね、ちょっとしたジェットコースターくらい長くてね、
絶対バレないし、誰にも見えないと思って、1時間我慢した震える膀胱を思う存分に解き放したんだけど、

まあ、滑り台ですからね。
オシッコと並走して滑り降りて来たよね。
クラスメートたちの前に。

修学旅行の楽しげなシャッターチャンスを狙って、滑り台の途中で構えてたカメラマンもビックリですよね。
カラッカラの晴れにね、一人だけねスプラッシュマウンテンみたいな子がいんの。
水しぶき上げてね、滑降してくんの。
そこは思わずシャッターを切られたよね。

それがまあ、私にとってのお泊り騒動っていえば、お泊り騒動かな。
騒動の部分が強めだけど。
で、私もカメラマンに思いっきり現場をすっぱ抜かれてまして、
廊下に修学旅行の写真が貼りだされた時は、ほんと、地獄を見ましたから。



そんな私も32歳。
32年、お泊り無し。直帰の名を欲しいままにしてきた。

でも正直、32歳のレッテルに負けそう。
32歳の看板、重すぎる。

峯岸みなみ(20)がさ「みんなごめんね〜」なんつって坊主にしてる横で、
私(32)なんてね、よく見てみたら軽く禿げてきてるわけ。1泊もせずに。
つむじだ、つむじだ、って言い聞かせてきた分け目が、ミステリーサークルみたくなってんの。
ナスカの地上絵でも描こうかっつー勢いなの。


もう散々、女の子が坊主にするなんてショッキングだとか、いたたまれないとか言われてますけどね、
ショッキングとかいたたまれなさでいったら、禿げの比じゃないから。

ほんとあの映像を「見るに堪えない」とか言う人に、禿げはどう見えてんの?
禿げは、恋愛してなくても禿げる時は禿げるんだよ?

「いやいやいや、自然に禿げてるのと、若い女の子が自分で髪を坊主にするのとは全然違うから。」
とか言う人も居そうだけど、それはもう禿げてないサイドの意見だと思うのね。

だって禿げてる人は急に禿げたわけじゃないから。
まさか・・・まさか・・何で自分が・・って思いながら数年の長い期間をかけて、
仲間たちに見守られながら、ゆっくりと(しかし着実に)禿げていくわけだから。
二枚目だろうとシリアス派だろうとクールだろうと、問答無用でハゲキャラになっていくわけだから。

それに比べてAKBのあの子がちょっと坊主にしたくらい何だって話ですよ。

髪はね、切っても伸びるって最大の利点がありますから。
1〜2年後ぐらいにドキュメンタリーか何かで、研究生になったあの子の髪が少しずつ伸びて、ショート、ボブ、セミロングを経て、最終的にはロングヘアーになった彼女がAKBに舞い戻るまでのサクセスストーリー絶対やるでしょ?
一方、禿げにとってのサクセスなんつったら育毛剤でしかないわけですよ!


かく言う私もまだね、かろうじて、つむじ。つむじをちょっと こじらせたくらい。
毎日クシですげぇ叩いてっから。熱いビートをこれでもかって刻んでるから。大丈夫。

したらさ、なんつーの?
1週間くらいで、分け目だった感じがね、天下分け目みたくなってきたのね。
すっごく分かれてきた。
集合ー!って叫んだよね。

で、まあ、クシで叩いたらダメみたいです。マッサージくらいがイイみたいです。


で、マッサージと言えば、あれですよ、
このたび、あの(巨神兵をも作ったんじゃないかと言われる)「TENGA」からできた
女性向けブランド「iroha」の全貌が明らかになったみたいじゃないですか!


その謳い文句がこれです。



『女性らしくを、新しく』



なにそれ、風の谷で風が止まったとき大婆さまがそんな感じのこと言ってなかった?
「その者蒼き衣を纏いて金色の野に降りたつべし、あと、女性らしくを、新しく」つって。
さすが大婆さま、言うこと違うねぇ〜って思ったもんね。



で、やっぱり感銘を受けたんですけど。

なんと言っても、フォルムが丸い。
和菓子みたい。

なんとなく、私でも仲良くなれそう。

ナウシカがキツネリスのテトを手なずけたように、
「ほら 怖くない。怖くない。ねっ?おびえていただけなんだよね」
って、私も肩にirohaを乗せて旅する日が来るかも。


もうこうなったら、AKBにも配ろ!
irohaは何と3種類あるみたいだから、みんなで肩に乗せて「ヘビーローテーション」歌お。

そうして、ちょっと禿げながら、みんなで生理があがるまで操を守りぬいたあかつきには、
立派な「閉経B」になるよ!


そんなわけで、3月3日ひな祭りに、満を持して「iroha」発売。
私のしけったぼんぼりにも明りがつくかも!